背景の16色は、どれも日本古来の色で、17の目標と関連の深い16のキーワードを表しています。

• わかくさいろ

  若草色

  早春に芽吹いた若草。瑞々しさを感じさせる若草は、若さ、新しさ、未熟さ、そしてこれからの成長を想起させる

  #教育

  #ABC900

• だいだいいろ

  橙色

  熟した柑橘類の果皮の色。実を落とさずに年を越すところから「代々」が語源。成功や達成感を想起する縁起の良い色

  #仕事

  #EE7800

• りゅうりょく

  柳緑

  青々とした新緑の柳。春の美しい風景を形容し、「あるがまま」「自然体」を意味する禅語の「柳緑花紅」が由来

  #暮らし

  #7BAA17

• こがね

  黄金

  赤みをおびた黄。金は富の象徴であり、黄金色は稲穂の実りを表す。豊かさや存在感を想起させる色

  #産業

  #DDAF29

• きょうむらさき

  京紫

  深く渋い紅みの強い紫で、江戸紫と対をなす色。「雅」なものが好まれる京らしく優雅さをあらわす

  #文化

  #772F6D

• あいいろ

  藍色

  藍色48色と呼ばれる多彩な色彩呼称が存在。多くの絵師が用いた日本を代表する色"ジャパンブルー"

  #多様性

  #105779

• べにいろ

  紅色

  日本国旗の日章。赤より濃い鮮やかな赤。生命そのものを表し、人々を永遠に惹きつける魅力や威力を持つ色

  #イノベーション

  #C41A41

• つつじいろ

  躑躅色

  ツツジの花のような鮮やかな赤紫。エネルギーの象徴である赤に感受性を表す紫が溶け込み新しい発見を予感させる

  #創造性

  #E02C87

• ふじいろ

  藤色

  藤の花のような淡い紫。藤原家の隆盛と、藤の花の旺盛な生命力や豊かな芳香にちなんで高貴な色として愛される

  #ブランディング

  #BAA7CC

• ぼたん

  牡丹

  花弁が幾重にも重なった大輪のボタンの花のような鮮やかな赤紫。かさねの色目として、他の色と調和する

  #共生・協力

  #E761A4

• さくらいろ

  桜色

  満開の艶やかさと散り際のはかない美しさは、日本人の精神性と合致。桜を愛でる風習は世界に広がる

  #ボーダーレス

  #FEEEED

• あずきいろ

  小豆色

  アズキの実の色のような暗みがかった赤紫。魔除け、厄除けの色で、品が良く高級感がある色と認知される

  #安心

  #A04940

• ときわいろ

  常磐色

  常緑樹の葉のような強い緑色。常磐とは、永久不変の意。冬でも葉を落とさない常緑樹は繁栄と永遠の命の象徴とされる

  #活力・活気

  #007B43

• すおう

  蘇芳

  黒みを帯びた赤色。花蘇芳の花言葉は「豊かな生涯」。一方で凝固しかけた血液の表現にも使われる

  #高齢化

  #7E2639

• あさぎいろ

  浅葱色

  新撰組の羽織の色として知られる明るい青緑色。下級武士が裏地に好んで使ったことから、「浅葱裏」という蔑称が生まれる

  #格差

  #00A5BF

• つゆくさいろ

  露草色

  夏に咲くツユクサの花で染めた薄い青色。ツユクサは朝咲いて昼には萎むことから儚さの象徴とされる

  #人口減少

  #71A4D9